1: 名無しさん@お腹いっぱい 2018/05/29(火) 01:17:48.03 ID:CAP_USER
■2014年に墜落したマレーシア航空の2つの旅客機。
航空史上に残る謎はさまざまな理由によって解明されないままになりそうだ──
マハティール首相が政権を担う新生マレーシアの運輸当局が5月23日、
2014年1月に発生したマレーシア航空370便(MH370)の消息不明事件に関して、
これまで継続されていた捜索活動を5月29日に打ち切ることを明らかにした。
一方で同年の2014年7月にウクライナ東部でこれも同じマレーシア航空の17便(MH17)が
地上からのミサイル攻撃で撃墜された事件では、原因究明を続けていた5カ国の合同調査チームが5月24日に
「ロシア軍が保有する地対空ミサイルによって撃墜された」と断定する調査結果を発表した。
同じ年に発生したマレーシア航空を巡る2つの事件は共に乗員乗客が全員死亡し、
その原因や捜査、調査を巡って数々の情報や憶測が飛び交う「航空界のミステリー」とされてきたが、
MH370は消息に関してなんら明らかにされることなく迷宮入りが確実となった。
一方、MH17は少なくとも撃墜されたミサイルの保有組織が明らかになり、
次はミサイルを発射した組織の解明に捜査の焦点が移る、と明暗のわかれる展開をみせている。
■新政権の予算見直しも背景に
2014年3月8日、マレーシアの首都クアラルンプールの国際空港を離陸した
中国・北京行きのMH370は乗員乗客239人を乗せたまま消息不明となった。
北京に向かっていると思われたMH370はその後、インド洋に向かい消息不明になったことが明らかになった。
マレーシアと中国、さらにオーストラリアに日米なども加わった国際的な捜索態勢でMH370を
インド洋方面などで探したがものの手掛かりは一切つかめず、パイロットの自殺説、亡命説、
事故説などが飛び交う「航空界の最大のミステリー」とされてきた。
捜索はレーダーや通信記録、
衛星情報などから最も可能性が高いとされたインド洋東側の約71万平方キロメートルに渡る広大な海域で実施された。
2015年7月29日にはマダガスカル島東方海上の仏領レユニオン島に漂着した航空機の部品とみられる物体がMH370の
「フラッペロン」と呼ばれる部品であることが確認されたほか、
アフリカ東海岸や周辺の島で翼の一部とみられる残骸や遺留品らしきものが発見されたが、
機体そのものや遺体は一切発見されていない。
こうした膠着状態を受けてマレーシアのナジブ前政権は2017年1月17日に捜索中止を発表した。
それまでに捜索活動に投入された約166億円の大半をマレーシアが負担していたことから
財政的に厳しくなったことも一因とされている。
その後ナジブ政権は、海洋探査を手掛ける米企業
「オーシャン・インフィニティ」との間で「発見に至らない場合は報酬を請求しない」との条件で契約、
捜索活動は継続されていた。
そしてこの5月23日、政権交代を実現し、新内閣発足を受けて開かれたマハティール首相の初閣議で、
直面する財政難を克服するために、
(1)1万7000人の契約公務員の解雇、
(2)全閣僚の報酬10%カット、
(3)クアラルンプール・シンガポール間の高速鉄道計画の見直し、
などの財政再建政策に加えて、MH370便捜索活動の見直しが協議されたという。
その結果、必要経費支払いが財政を圧迫していたとされる捜索活動を打ち切る方針が確認され、
29日をその最終期限とすることとなった。
乗客の遺族などからの反発が予想されるものの、
これにより約4年と5カ月に及んだMH370の捜索活動はピリオドを迎えることになり、
その機体と乗員乗客は航空史上に「永遠のミステリー」として残されることとなった。
ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/2-88.php
航空史上に残る謎はさまざまな理由によって解明されないままになりそうだ──
マハティール首相が政権を担う新生マレーシアの運輸当局が5月23日、
2014年1月に発生したマレーシア航空370便(MH370)の消息不明事件に関して、
これまで継続されていた捜索活動を5月29日に打ち切ることを明らかにした。
一方で同年の2014年7月にウクライナ東部でこれも同じマレーシア航空の17便(MH17)が
地上からのミサイル攻撃で撃墜された事件では、原因究明を続けていた5カ国の合同調査チームが5月24日に
「ロシア軍が保有する地対空ミサイルによって撃墜された」と断定する調査結果を発表した。
同じ年に発生したマレーシア航空を巡る2つの事件は共に乗員乗客が全員死亡し、
その原因や捜査、調査を巡って数々の情報や憶測が飛び交う「航空界のミステリー」とされてきたが、
MH370は消息に関してなんら明らかにされることなく迷宮入りが確実となった。
一方、MH17は少なくとも撃墜されたミサイルの保有組織が明らかになり、
次はミサイルを発射した組織の解明に捜査の焦点が移る、と明暗のわかれる展開をみせている。
■新政権の予算見直しも背景に
2014年3月8日、マレーシアの首都クアラルンプールの国際空港を離陸した
中国・北京行きのMH370は乗員乗客239人を乗せたまま消息不明となった。
北京に向かっていると思われたMH370はその後、インド洋に向かい消息不明になったことが明らかになった。
マレーシアと中国、さらにオーストラリアに日米なども加わった国際的な捜索態勢でMH370を
インド洋方面などで探したがものの手掛かりは一切つかめず、パイロットの自殺説、亡命説、
事故説などが飛び交う「航空界の最大のミステリー」とされてきた。
捜索はレーダーや通信記録、
衛星情報などから最も可能性が高いとされたインド洋東側の約71万平方キロメートルに渡る広大な海域で実施された。
2015年7月29日にはマダガスカル島東方海上の仏領レユニオン島に漂着した航空機の部品とみられる物体がMH370の
「フラッペロン」と呼ばれる部品であることが確認されたほか、
アフリカ東海岸や周辺の島で翼の一部とみられる残骸や遺留品らしきものが発見されたが、
機体そのものや遺体は一切発見されていない。
こうした膠着状態を受けてマレーシアのナジブ前政権は2017年1月17日に捜索中止を発表した。
それまでに捜索活動に投入された約166億円の大半をマレーシアが負担していたことから
財政的に厳しくなったことも一因とされている。
その後ナジブ政権は、海洋探査を手掛ける米企業
「オーシャン・インフィニティ」との間で「発見に至らない場合は報酬を請求しない」との条件で契約、
捜索活動は継続されていた。
そしてこの5月23日、政権交代を実現し、新内閣発足を受けて開かれたマハティール首相の初閣議で、
直面する財政難を克服するために、
(1)1万7000人の契約公務員の解雇、
(2)全閣僚の報酬10%カット、
(3)クアラルンプール・シンガポール間の高速鉄道計画の見直し、
などの財政再建政策に加えて、MH370便捜索活動の見直しが協議されたという。
その結果、必要経費支払いが財政を圧迫していたとされる捜索活動を打ち切る方針が確認され、
29日をその最終期限とすることとなった。
乗客の遺族などからの反発が予想されるものの、
これにより約4年と5カ月に及んだMH370の捜索活動はピリオドを迎えることになり、
その機体と乗員乗客は航空史上に「永遠のミステリー」として残されることとなった。
ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/2-88.php
4: 名無しさん@お腹いっぱい 2018/05/29(火) 01:23:05.28 ID:9Sbu+OI9
かつての大韓航空みたいに
5: 名無しさん@お腹いっぱい 2018/05/29(火) 01:26:22.30 ID:nXwHkVPJ
これ結局分からずじまいかぁ
当時、アメリカと中国が南シナ海で睨み合ってたんだよなぁ
その辺だと思うんだけど
当時、アメリカと中国が南シナ海で睨み合ってたんだよなぁ
その辺だと思うんだけど
6: 名無しさん@お腹いっぱい 2018/05/29(火) 01:40:59.39 ID:ZlMQ+f50
ニュース番組やワイドショーでマレーシア航空機が離陸する写真込みで
この話が紹介される度に
「UFOに吸い込まれたんだよ」と真顔で話してた俺の母親を思い出してしまう
熊本地震でそれどころじゃなくなったけれど(-_-;)
この話が紹介される度に
「UFOに吸い込まれたんだよ」と真顔で話してた俺の母親を思い出してしまう
熊本地震でそれどころじゃなくなったけれど(-_-;)
8: 名無しさん@お腹いっぱい 2018/05/29(火) 07:35:59.98 ID:7aEDd/p5
こんなに金がかかるとわかっていれば166億は遺族の見舞金にでもした方がよかったな
そうすれば打ち切りでも反発はすまい
そうすれば打ち切りでも反発はすまい
0 件のコメント :
コメントを投稿